ギックリ腰について【対処法と注意すべきポイント】
2020.04.20
【ぎっくり腰】
突然やってくる腰の強い痛み“ぎっくり腰”は急性腰痛症の俗称です。
西洋では「魔女の一撃」ともいわれるほどの強い痛みです。
ギックリ腰自体は疾患名ではないため、一般的には「急にでた強い腰痛=ギックリ腰」となります。
発生の要因はさまざまで
○朝ベッドから起き上がるとき
○イスから立ち上がるとき
○靴下を履く、顔を洗うなど前に屈むとき
○くしゃみ、せきをしたとき
○床からものを持ち上げるとき
○運動中
など何気ない日常生活の動作で出現します。
突然の強い腰痛、動かすと痛いため立てない・歩けない、腰が抜けそうになるなどの症状から日常生活のあらゆる行動に支障がでます。
ギックリ腰の原因
痛みの原因は
・腰や骨盤周りの筋肉や靭帯の損傷
・仙腸関節への負荷
・腰の関節や椎間板への負荷による損傷、捻挫
・椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症
など様々ですが、多くの場合は腰やお尻まわりの筋肉・筋膜の硬さやトリガーポイントが原因となります。
トリガーポイント療法と鍼灸についてはこちら
普段の生活で腰に負担がかかり、筋肉や筋膜が縮こまり、血流が悪い状態が続くとトリガーポイントが形成されます。
トリガーポイントが形成されただけの状態では腰の違和感のみですが、そこにさらに負荷やストレスがかかると一気に痛みとして出現します。
慢性的に腰痛がある、常に腰が重い硬いと感じている方はトリガーポイントが潜んでいる状態ですので要注意です。
デスクワークで座りっぱなし、重いものをよく持つ、ストレスがかかりやすい方はギックリ腰を起こしやすい傾向にあります。
ギックリ腰で注意すべき症状
突然の強い痛みのため不安になると思いますが、ほとんどのギックリ腰はあまり心配ありません。
(下記のギックリ腰の経過を参照)
しかし、まれに危険な病気や怪我による痛みの可能性もあります。
例えば、骨折・悪性腫瘍・解離性大動脈瘤・腎臓結石や尿管結石・婦人科系の病気・膵炎などがあります。
以下の症状がある場合は病院で検査を受けてください。
・高所からの落下や交通事故やスポーツでの激しい衝突の後の強い痛み
・猛烈な痛みが絶えず続く(夜間も痛い、痛みが少しでも楽になる姿勢がない)
・胸痛をともなう
・発熱がある、全身のだるさ
・排尿や排便の異常
など
以上のものに当てはまっても必ずしも危険なものとは限りませんが、なるべく早めに医療機関にて検査を受けましょう。
ギックリ腰の経過
一般的に腰を痛めた2〜3日は激しい痛みに襲われます。
その後1週間〜10日ほどで落ち着き鈍い痛みや重さに変わります。
1ヶ月〜2ヶ月ほどで痛みが無くなるパターンが多いです。
しかし、痛みが取りきれずそこから慢性的な腰痛になってしまったり、ギックリ腰を何度も繰り返したりしてしまう場合があります。
どうしてクセになったり痛みが取りきれない人が出てくるのでしょうか?
ギックリ腰後のおすすめの過ごし方
痛みを残したり繰り返さないようにするためにはいくつかポイントがあります。
①痛みがでた直後1日〜2日
突然の痛みでとても不安になると思います。まずは少しでもラクな姿勢を探しましょう。
横向きになり膝を曲げて身体を丸めた姿勢、もしくは仰向けで膝の下に少し高めのクッションを入れるなどがラクに過ごせる可能性が高いです。
落ち着いて今の痛みが、危険なものではないか確認しましょう。(上記の注意する症状を参照)
そこからゆっくり身体を動かしてみます。
動かしてみて多少の痛みがあるくらいでしたら、あまり不安がらずに少しずつ動かすことをおすすめします。
○動けない痛みの場合
腰に熱感がある・腫れている感覚・何もしなくてもズキズキする痛みがある・ひとりでは全く動けない場合は炎症が強くでている可能性があります。
無理にストレッチをしたりマッサージなどを受けたりしないようにしましょう。
まずは痛みのコントロールと炎症を抑えることを目的として、痛み止めのお薬やアイシングなどをして安静にしましょう。
ここで無理をすると長引いてしまう可能性があります。
○痛みは強いが多少動ける場合
多少動くことができる場合は、腰以外の部分から少しずつ動かしてみましょう。
手首や肩甲骨、足首や膝などを横になった状態で動かしていくと徐々に腰も動かしやすくなります。
その後、悪化しないかみながら少しずつ歩いてみたりストレッチをしてみましょう。
②痛み発生から3〜4日目以降
3日以上の安静はかえって痛みを長引かせると最近の研究で分かっています。
痛みは残るが少し落ち着いてくると思いますので、その後は様子をみながら身体を動かしていきましょう。
普段行う日常生活の動作を多少痛みがあってもやってみることで回復を早めます。
※痛みの強さや炎症の有無などを確認して無理のない範囲から行いましょう
鎮痛を目的とした鍼灸施術・トリガーポイントへのケアもおすすめです。
③痛みが落ち着いてきたら
違和感は残るけれど痛みは落ち着いたという段階になったら積極的にストレッチや軽い運動を取り入れていきましょう。
ここであまりケアできないと慢性的な腰痛に移行しやすくなります。鍼灸やマッサージも取り入れてしっかりと緩めていくといいでしょう。
痛みが再発しないようにするために、もともと負担がかかってしまっていた要因を考えて対処します。

ギックリ腰を最短で良くするために〜当店のアプローチ〜
三鷹鍼灸院はりきゅうmoreでは
・危険な症状ではないか
・炎症が強く安静が必要ではないか
・必要な運動や施術はなにか
などをしっかりとみさせていただき最短での回復と再発や慢性化の予防を目指します。
腰だけではなく全身の筋肉や筋膜のトリガーポイントの状態をみて、丁寧にカウンセリングと鍼灸施術をさせていただきます。
過去に起こした腰痛を恐れてかばって生活することで、慢性的な腰痛や体の他の部位への影響などが起こりますので、自宅でのセルフケアや注意するポイントなどお伝えさせていただきます。
お困りの方は三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅうmoreにお気軽にご相談ください。
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※この情報は鍼灸師として16年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)