鍼を打つとなぜ身体やメンタルにいいのか 〜鍼灸のメカニズム〜
2023.08.25
こんにちは、三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅうmoreの谷本です。
今回のテーマは『鍼を打つとなぜ身体やメンタルにいいのか』です。
腰痛や肩こり、自律神経の乱れによる不調などさまざまな問題に対応できる鍼灸施術。
みなさまはどうして鍼灸が身体にいい影響を与えるかご存知でしょうか。
鍼を身体に打つと何が起こるのか
一般的に、鍼灸施術では髪の毛よりも細い鍼を使用します。
そんな細い鍼を身体に打つことで目には見えないほどの微細な傷が、身体の組織(皮膚、脂肪組織、筋膜、筋肉など)につきます。
また、どんなに細いといっても鍼は身体にとっては異物です。
身体に傷がつくこと、異物が身体に入ることによりさまざまな反応が起こります。
例えば
組織の傷の修復するための反応として
・血行促進
・鎮痛物質(内因性オピオイド)が脳内に放出
・組織間の水分循環の向上
その他にも
・自律神経や免疫系への影響
・自律神経の反応による内臓の働きの向上やリラックス
などが起こると考えられています。
このように、鍼灸施術は傷を治すため身体の本来備わっている自然治癒力を利用するというシンプルだけど、とても理にかなった方法といえます。
このシンプルな反応を、安全で痛みや副作用を限りなく少なくおこなえるのが鍼灸施術です。
今回の説明が鍼灸のメカニズムの全てではありませんが、少しイメージはつきましたでしょうか。
マッサージやストレッチや整体とは、また違う角度から直接的にお身体にアプローチをすることが可能で、しっかりと体質改善のお手伝いができると考えられます。
お身体のお悩みがあり、少しでも鍼灸に興味があるという方は、ぜひ一度ご相談ください。
※この情報は鍼灸師として16年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)