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三鷹鍼灸院はりきゅうmoreブログ

鍼治療の効果が1番出るのはいつ?施術が効き始める期間と目安について

2024.07.15

 こんにちは、三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅうmoreの谷本です。

今回は鍼の後の反応についてです。

鍼灸施術をしてから、すぐに軽さを感じる方や2〜3日後に軽くなってくる方など、体に鍼を打ってから効果が出てくるタイミングは個人差があり人それぞれですが、いい状態になっていく期間はある程度目安があります。



その方の症状や体質や狙う組織によっても変わってきますが、一般的にお身体に鍼を打つことで軸索反射が起こりサブスタンスPやCGRPといった発痛物質、炎症物質が放出されます。

その反応により鍼を打った部位に炎症反応が起こります。

鍼を打った直後はこの炎症反応や、鍼による微細な組織損傷がある状態です。

鍼灸施術直後でも筋肉や筋膜の柔らかさを感じることはできますが、

炎症反応や組織損傷の回復した後が、体にとっては1番いい状態といえます。


鍼の効果が1番出てくる期間

組織に傷がつき、炎症反応が起こってから回復するまでにおよそ72時間かかると言われています。

なので鍼灸施術してからおよそ3日後が1番いい状態であると考えられます。

その3日間はお身体を休めて回復させてあげる期間としてとても大切な時間です。

三鷹鍼灸院はりきゅうmoreでは鍼後の3日間は無理をせず十分な睡眠や栄養の確保を指導しております。




次回の鍼はいつすればいいか

ぎっくり腰や寝違えなどお身体に痛みが強く緊急性が高い場合は、なるべく早い改善が必要なので、3日後組織の回復が起こってからきていただくことが多いです。

また慢性的な肩こり腰痛や自律神経のお悩みなどは、3日後のいい状態から3〜4日生活してみていただき、痛みやコリの経過を確認してもらいます。その後およそ1週間後にその経過をふまえて施術をさせていただきます。

もしその期間で調子がいいようなら2週間、3週間あけて様子をみていきます。

好転反応について

鍼灸施術後に体内における変化の1つが「好転反応」です。

頭痛、だるさ、筋肉痛など様々な身体の反応が、この「好転反応」にあたります。

好転反応について詳しく知りたい方は、以下の記事をご一読ください。

鍼灸治療後に痛みが増す? 施術後に起こる身体の反応と原因【頭痛、筋肉痛、倦怠感】

※この情報は鍼灸師として15年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)